9/23 孫の運動会が終われば冬日と秋分の日
来春の春開通予定の北陸新幹線だが、富山や金沢の駅舎整備もさる事ながら沿線の思い入れは「上越妙高」の比ではないと聞く。富山駅舎は今大改築の真っ最中、途中下車したが工事中の通路には大きなポスターがベタ貼り・・・田んぼの中にぽつんとできた上越妙高駅との差を見せ付けられる。
高所大好きな筆者だが13階居住の息子のマンションは高すぎる。角地につききっと値段も高かっただろうとは下衆の勘ぐり。家の前を車が通ることも、赤ちゃんの手を引いたヤンママのお通りもない、ましてやデング熱を媒介する蚊もここまでは飛んで来まい。なぜか「くも爺」になった気分だ。
この日、早朝より張り切り孫二人は年長と2歳児、同じユニフォームを着てじじばばのテンションを際限なく上げてくれる。
やや小ぶりな孫は、じじの幼少の頃に似てハナガミ否ハニカミ王子。先生に手を惹かれ否引かれ照れながらの行進。行進って何かも知らずに。
そして、お姉さんは親子騎馬戦にチャレンジ、一際背丈の高い父親にすがって相手の帽子を奪う競技、早い動きにしがみつくのがやっと、しまいには自帽が脱げてしまうこと多々あり。
ここは大阪城東区、真っ青な空を10分に一回伊丹空港に着陸する飛行機が空路となっているのかギアダウンしながら着陸態勢をとる。フライトで一番集中しなければいけないところ。筆者上を撮ったり下を撮ったり目まぐるしい運動会応援風カメラマンであった。
寝床を変えた二泊は骨皮筋エ門(ほねかわすじえもん)のじじは気丈にも堪える。かわいい孫二人の歓声にに支えられてだ。孫はいいもの、と思っても孫だけが生まれる訳ではない、結婚して、子供を育て、その子供が結婚してできる途方もない努力の末の産物だからかわいいのである。
さて、これから学齢期を迎える孫たち8人にじじばばの体力と金力は耐えることができるかどうかが問題である。
出発のベルの鳴る特急に飛び込めばこっちのもの、富山の幕の内弁当、立山銘のワンカップでしばし自分らしさを取り戻した三日目であった。
明ければ23日、秋分の日、暑さ寒さも彼岸までとか、今朝の寒さをラジオは夏日、真夏日ではなく冬日と報じていた。北風小僧の寒太郎はもうそこまで来ているらしい。
メダリオンは飛んでフライベビーはペラが吹っ飛んで
快晴に大阪の疲れも吹き飛んで午後はフライトへ。誰もいない滑走路はキレイだ。一人飛ばしの時はろくなことがなかった。3機も墜落させその内2機は行方不明。残った飛行機は3機、それにモーターグライダーが1機だけである。風もちょうど良くフライベビーから飛ばすことに。主翼を取り付け、方向舵、エレベーター、エルロン、スロットの調子を見、燃料を満タンにしていざ、スターターを回した途端、エンジンがかかる前にプロペラが主軸から抜けて抜けてしまった。しまった・・といった時には既に遅く、モンキーもスパナもなく、本気否本機は格納する羽目に。エンジンカバーを取り付けるためにペラを閉め忘れたところであった。これがヘリでだったら間違いなく大怪我だったことだろう。実機だったら大惨事間違いなしだろう。
そして、筆者の長年の愛機がこれ「メダリオン」である。2代目の入門機だが飛ばし易く、燃料も食わない、癒し系の逸品である。青空を自由に飛んでくれた。これで本日の大人のお遊びは終了となる。