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12/3 師走の風は冷たくて

 県内はもとより全国的に一級の寒気団が入り込んだ。西日本から北海道の日本側では大荒れ&雪が舞い込んだというニュース。人命第一をモットーに軸足を移し替えたJRは運休で防止策、高速道もそれに倣うように区間通行止めを実施
 下越中越は暴風雨やみぞれ・あられが降っているというに上越の高田地区は風弱く、小雨、雪降らずの台風の目に入ったがごとく穏やかだが気持ち悪い日となった。
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 今更の話だが今年の天気は異常続きであった。年明け、雪少なく屋根雪下しは一度もなく、降っては消え、降っては消えのお年寄りに感謝される優等生の寒太郎であった。これぞ豪雪の当地としては異常気象。
 馬から羊に代わる今冬の雪はどうだろうか?神のみぞ知ることになるか?
 子供は産んでいないから若い気でいた筆者だが、古希を迎え、加齢と名のつく病気に追いられまく今日はあっちの医者、明日はこっちの医者と医者の通いは続く。自己負担も3割から1割へと移行し軽い財布には優しいがそれだけ国の医療費が膨らんでいることに間違いない。以前民主党が与党時代自民・公明党と合意した三党合意、社会保障と税の一体化のバランスを考えざるを得ないことをを今更知ることに。あと20日もすれば学校は冬休み、一足早い我が「がまの亭」の冬囲いは完了した。
 さて、先生の評価は南天否何店否何点となるだろうか?楽しみである。
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 先輩から元気を得て
 以前パソコンボランティアに入っておられた先輩からお手紙をいただく。メールでのやり取りが多い昨今だが、活字でお手紙をいただくだけでそのお気持ちがジーンと伝わってくるから不思議だ。ボランティア代表二人を亡くし、筆者は今頃路頭に迷っているんではないかとのお見舞い。
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 未だに実感が湧かず、神隠しにでもあったかの如く心境が続く。人間いつまでも若くは非ず、葬儀にお寺さんが読むお経に平家物語の一節「盛者必衰の理をあらわす」を重ね合わす。生老病死なら少しは納得もするが突然の訃報に我が心納得せず。くだんの先輩「前略・・ 別ればかりが多くなりますが残った方はその方の分まで 身体に気をつけて日々を送りましょうね。」と結ぶ。
 お手紙もそうだが先輩の存在そのものは我らがこれから進む未知の世界を照らす案内灯のようなもの・・末永くお達者であってほしい。

全国民の期待を担って宇宙へ飛び立ったはやぶさ
 奇跡としか言いようのない初代「ハヤブサ」が「イトカワ」の鉱物を回収し、数年かかって帰ってきたことは既に全国民が知るところ。次は彗星からその構成物を回収し持ち帰る・・という壮大な冒険に「ハヤブサⅡ」の好景気否後継機が飛び立った。
 日本におけるロケットの歴史は浅く、敗戦を喫した日本には長く飛行機を作ることもそれを飛ばすこともできなかった時代があった。いわゆる昭和20年代である。その時に知っている人は知っていると思うが戦中戦闘機を作っていた糸川という東大出の先生が我が生誕地A県の道川海岸で鉛筆サイズの超小型ロケットを打ち上げるではなく、水平に飛ばす実験を始めた、固体ロケットしか許可されすであったが日本で戦後ロケットという名の飛翔体を飛ばしたのはこれが最初であった。(写真はNHK総合から引用)
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 当時中学生であった筆者、何を思い立ったか突然宇宙少年になり自ら「ロケットもどき」を作るとんでもない暴挙に出る。当時おもちゃのピストル用の紙雷管から火薬を取り出し、これをペンシルならぬ金属でできているコーモリ傘の柄に詰めて河川敷で導火線から着火させ発射するというもの。
 今から考えれば分かることだが「ボン!」という音と共にロケットの胴体なるコウモリ傘の筒は破裂し、跡形もなく飛び散るという結末を見ることに。これで怪我がなくてよかったが火薬を取り扱うには資格が要ることは後から知る。紙雷管から火薬を取り出す作業では突然摩擦か静電気で火薬に火が付き、我が眉毛と頭髪はチリヂリになった。親には今でも言えぬ極秘機密事項である。その親も今はいない。今度あの世で会ったなら何て言おうか私の課題である。
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一足早い冬休みの課題
 下の写真はつい先だって自作した冬囲いのすだれ。8%の増税は年金一本に縋り付く我が暮らしにはきつい。寒さに追い立てられるように我が庵でも冬囲いは欠かせない。が、新たに防雪の板を買うゆとりなどない。アベノミクスは使いものにならなくなった我ら高齢者には冷たい。民主も現役中間層への支援はするぞ、とするも我ら高齢者を眼中に置くことはないようだ。
 飛行場と河川敷、我が愛機を呑みこみ、いくつもの行方不明機を生んだ憎っくきススキや葦原はこの時期茎だけがきれいに残り、天津のような素晴らしいすだれができそうである。フライトの合間にビーバーで刈り取ったススキ、これを揃えて作った冬囲いがこれ!!。ほとんど費用は掛からず。和風の囲いができたと筆者ご満悦ながら12月3日を迎えた。
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by m-gamano | 2014-12-03 10:20 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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