1/19 雷の鳴るこんな日は
高齢者にとって雪道は滑って転んで何ぼの怪我が待つ。夕方まで自宅療養ならぬ自宅待機ならぬ今のご時世ならさしずめ「引きこもり」とでも言えるじじの「冬ごもり」を体験す。居間を占拠すればそこは筆者の支配地域、妻の韓流ドラマ視聴は断たれる。
パソコン開けばパソコンの講習会・研修会の宿題がテンコ盛りで頭は痛い。
目を国内や国外に遣ればどんなに偉い人がいようが神さまがいようが昔から争いが絶えた時代はなかった。人間は愚かな動物であるとつくづく思い知らさればかりだ。
お毒見の気持ちで
狭い国内では、マクドナルドの食品にゴミが入った消費者から苦情。対応が悪いと責任者が頭を下げるには最近はざらとなった。その昔「お客様は神様です。」というフレーズが流行ったが今は当たり前のごごとく市民権を得たようだ。そもそも人が食べ物を口に入れることがいい加減になってきたことに尽きる。洋の東西古今を問わず、王様や殿様じゃあるまいにお毒見などあるわけではない。
自分の口に入る食べ物は自分で取り、見て、匂いを嗅いで食べるべきもの。我々が子供の頃は冷蔵庫もなかっただけに食卓に出す前にはこの所作は必要不可欠なことであった。
食品に爪楊枝を入れる輩など「一体何を考えているんだ・」とあきれるばかりである。結局何も考えることのできない未発達な少年のおいたずらに過ぎなかったようである。
フランスの週刊新聞の風刺画に関わるテロ行為は大きな問題
フランスの週刊新聞に関してイスラム過激派によるテロ行為はフランスだけにとどまらず欧米に大きな危機感をもたらした。風刺といえば世相や政治の矛盾を軽妙な文言とリアルなタッチ&挿入画で批判するもの。フランスは「表現の自由」を大上段に振りかざし、自国にとどまらず西洋の多くの国々にその力を示し始めたイスラム教とイスラム教徒によるであろうテロに脅威を感じ始めたとしている。
宗教における教義は絶対的なものであり、その教祖を風刺とは言え、やじったり、もじったりすることは一般的に言う名誉棄損や差別ととらえるのが普通とみられるのだが。
これは三流週刊誌が俳優やタレントの暗部をえぐり出しおもしろおかしく世間に暴露する低俗なものとは違う類のものである。
日本のように単一民族国家と違い世界のあらゆる異民族が暮らすフランスであれば、宗教がらみの批判やコメントには配慮しなかればならないことは火を見るより明らかなことである。
同じようなことは北朝鮮の元首を映画の題材に祭り上げ、傀儡的に扱う危険性には何故鈍感なのだろうか。
冬はやっぱり熱燗でしょう
呑兵衛の筆者、最近気になる呑兵衛番組を発見す。東京都内の居酒屋を巡るお酒大好き人間の放浪記である。題して吉田 類の「居酒屋放浪記」とか。全国の地酒を紹介しながら居酒屋のお客さんとそのお店の自慢の酒の肴の紹介を呑兵衛でなければできない雰囲気で紹介する、ピーナッツとスルメで寝酒をあおるおじんにとってヨダレの垂れそうな番組である。ビールに始まり、日本酒で盛り上がり、焼酎に手を出し、サワーもいただいて、最高のお通しと肴を注文する番組に、寝酒時間の筆者には目の毒気の毒な番組のひとつに君臨してしまった。東京で飲む地方の地酒に出会いたいものだ。