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2/3 今日は昔でいえば大晦日とか

今日は節分 
一夜明ければ節分の日。明日は立春。とてもとてもそんな気分にはなれない。寒く暗いダークな空を見るだけで滅入ってしまう雪国の暮らし。大部前の話だが高田のど真ん中にある大手町小学校が教育活動の成果としてまとめた研究誌「雪の町からこんにちは」を思い出した。南の町の暮らしがあるように長細い日本では様々な気候が人々の暮らしを左右する。
 プロ野球のキャンプが始まった・・とのニュースから雪の降らない温暖な気候の地域があることを知る。そして、北の大地は今日も猛吹雪だということも・・。
 午後、昨年開業した「サービス付き高齢者向け住宅絆の家」に赴く。我が集落にも今後サロンなど高齢者向けの憩いの家のようなシステムが必要と考えた。情報収集である。表の看板がこれ。
この施設、いただいた名刺から察するに全国展開しているようだ。本社は千葉県浦安市とか。
集まったのはここに住居を構えるメンバーと近くの高齢者そして筆者のような野次馬約40名。
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JR東管内に住む国民に恵方巻きの習慣はない。関西圏の習慣だとか。しかもコンビニ系列から流行(はや)ってきた行事の副産物という。今日は一人一本自分で恵方巻きを作り、西南西の方向を向いて祈りながら食べるという。ノリ、白ご飯、干瓢、キューリ、卵焼き、でんぶを入れて巻くのだがその前の姿がこれ。何をお願いしたかはわからないままにさっき食べた昼食で膨れたお腹がますます膨らんだ午後2時30分であった。
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そして、今度は定番の豆まき。狭いフロアーに円陣をつくり、豆の代わりに新聞紙を丸めガムテープで閉じた大きな豆もどきをスタッフが演じる鬼二匹にぶつけるのである。笑い、そして真剣ににぶつけること30分ストレスも解消されるとか。
 
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息切れが収まった頃、お隣の左半分が動かない車椅子のおばあさんからお話を聞く。娘を48歳で亡くしたこと。自分はお父さんと80歳を超えたこれから老々介護で生活をしなければならないこと。
ここへ通うには往復8000の車代がかかることなど、苦労の話とこれからの不安がとめどなく口をついて出てくるのであった。ここで筆者傾聴ボランティアに変り、3月3日の集いで再会することを
約束し別れる。2回から西南西を望めば3月14日に開業する北陸新幹線上越妙高駅舎が飛び込んでくる絶景のロケーション。ここの入居料家賃を聞くのを忘れた。高そう。
我が家の節分
 我が家の豆まきはシンプル過ぎるくらいシンプルだ。義理買いのごとく求めた落花生とチョコレート。思い切って中国産の落花生はは買わず、少量高品質の千葉ブランドの落花生にす。求めたのがこの二つだけ。お面はサービスか。
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 子供はいない、孫もいない。妻はまるでやる気なし。「やれば・・・・。」の言葉が出そうな雰囲気の顔相、じじは手を抜き窓もドアも開けずに「福は内・・鬼は外」を連呼。高齢者が多くなった団地のどこからも声は聞こえない。その昔子供たちが競って拾った落花生もチョコも拾う者なくゴミと化すだろう。ただ二か所鬼が逃げなかった場所、それはトイレと浴室。殻と包装のビニールを取れば食べられるが・・・そこまでは。(^^)。さて、我が身から追い出すべき鬼は多すぎて敢えて同居することに決めた今年の節分である。明日は立春・・・春よ来い・・孫よ来い。
by m-gamano | 2015-02-03 20:24 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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