2/14 年はとっても
夕方東京に住む次男の孫娘二人から「じじ誰かからチョコ貰った?」の電話。「一ついただいたけど・・・。」を返答す。
二人の孫娘じじはきっと誰からももらえないで落ち込んでいるのではないかと・・・親のアドバイスがあってかどうかは知らないが・・・と受話器の向こうの様子を推測す。じじ突然嬉しくなる。
「チョコ送れないけれど声だけ送るね。」の若い声に老けてはいられない自分を取り戻す。いただくものは何でもいい主義のじじだが心のこもったメッセージは何物にも替え難い贈り物となった。
唄に見る親子の情
「#母は来ました 今日も来た この岸壁に今日も来た 届かぬ願いと知りながら もしやもしやに もしやもしやに 引かされて・・・♭」の唄を小さなタブレットNEXUS7から聞く。夜も更けた11時過ぎ、この小さな魔法の箱からはその当時蓄音器やラジオにかじりついて聞いた懐かしの歌が止めどもなく流れてくる。カラオケではない、小さな歌に我が想いを添えて唄えば既に12時を軽く超えた。
「一本刀土俵入り」「大利根無情」「名月赤城山」「母恋い吹雪」「夫婦船」「女船頭唄」「別れの一本杉」「柿の木坂」「岸壁の母」「風雪流れ旅」・・・・すべて空暗記できた歌ばかりだ。
股旅ものあり、息子を想う母の情愛あり、夫婦の切ない唄あり、小さなベットで聴く人間模様にいつしか時の過ぎるのを忘れてしまったのであった。
無料なるが故にユーチューブからの選曲は留まるところを知らない。