2/23 ガスが出て春を知る
歩けば至る所に積み上げられた排雪と汚れの山、これが溶け始めた雪の塊。
散歩コースには2回道路をまたぐ北陸新幹線の高架橋がある。居酒屋誘惑コースに近いところに差し掛かった所で「シュー」という音、振動なし、影も見えない、ほんの数秒間だけの通過音・・これが北陸新幹線の確か通過型「かがやき」の車体だとに認識す。
この高架橋下に平屋の屋根の一部がかかるお家のおばあちゃんと目が合い声をかける。「振動がしますか?」「いや振動はありません。」「音はうるさいですか?」「いえ、ほとんんどありません。」、御年のころなら75歳だろうか。決して若くはないがしっかりした様相は昔からの地元民と見た。
雪国の老人は家の中でじっとしていられない。雪が止み、お天気にでもなろうものならとスコップを片手に家の前、下屋、側溝など少しでの雪をつついて消すことに一生懸命だ。よく新聞に載る雪処理中に起きる事故の大半は65歳以上の高齢者。その一人筆者も風と雨で緩んできた家の後ろの雪をどかすべく痛い肩をかばいながら心臓をパクパクさせながら頑張る。後ろに迫る教会否境界のブロック塀に植え直したケヤキの根っこ付近から春一番のフキノトウ3個、そして腐りかけたケヤキの根っこからこの時期としては珍しいキノコを発見す。見ればナメコそっくり。その姿がこれ!。いくらなめこにそっくりでも安易に口にしてはいけないのがこの世界の掟。幸い筆者の親友にキノコ博士が居り、見ていただくことに・・・。さて、鑑定やいかに!!