3/2 俺が俺でなくなる
渡辺 謙と樋口加南子が好演。「自分が自分でなくなる・・・。」この恐ろしい言葉を佐伯課長(渡辺)はこれから実体験することになる。認知症の始めはマダラ模様から始まり、その内あれもこれも記憶から消え、仕舞には自らが消えてしまう恐ろしい病気だ。二人に一人がガンになり亡くなる時代。我々は生まれ落ちた時から死へとまっしぐら突き進む運命にあるという。こんなことを書きながらもドラマは進み、一人娘の結婚式のシーンとなる。最後両家を代表しての挨拶、原稿を忘れ、この緊張がさらに忘れを増長させる。発病してから2年経過、携帯を持たされる散歩道。時折陶芸教室通い、じっくりと自分を回復させる努力も妻の配慮。この病気、常に二人三脚が大事と言う。叱らず、怒らず、傍に寄り添いながら、家族とし認めてもらえなくてもいつも支えになってくれる人だと認めてくれるだけで救われるという。
妻は外出し一人ぼっちの居間、あちこちに書かれた行動指示書、「ごはんは3分チンしてね。」などなど・・・。そして親友が持ってきてくれた「グループホーム」の案内書。誰かに託さねば介護する自分の身が持たない・・・の本音は傾聴ボラでお世話になっている筆者にとってはよく分かる話だ。
9時から始まった本ドラマ、80分が経過。あと30分は続くだろう。長続きしない筆者故にこの辺で視聴記録はFINにしたい。これまでも、これからも我が人生の有り様は終末の終末まで道しるべとして心に仕舞っておきたい。
これだけのブログを発信していればまだまだ先ですね!
ご安心ください!
ところで2/24のブログに安倍さんの悪口を書いたらその日のコメント欄は削除されたのか見当たりませんでした。誰かブログをチェックし削除したのでしょうか。言論封じがここまで出てくるようだったら
大変なことです。怖いですね。またのお越を