5/4 安深短のGW
ここ数日快晴と乾燥が続く高田地区だが、金谷山には大勢の行楽客が押しかけて。シャボン玉、凧揚げ、ボブスレー、サッカーなどいろいろな遊びが混在していたがすり鉢状のこの公園の地形は子供の姿を把握するには絶好の場所である。
孫二人は、昨年ばばのアドバイスにより「ワラビ」採取覚えた。ゲレンデの斜面に生えたやせ細ったワラビを採取・持参し上機嫌であった。1年生と2年生である。
冬以外の金谷山公園の遊具と言えば「ボブスレー」だけだ。今日はGWの真っ最中ということもありコースは混んでいた。営業の9時30分前から並んだ人の数は約30人か、息子に抱かれた孫は興味津々でリフトに乗っていった。このあと、頂上付近で滑走を待つ間、パラパラの天気雨。施設側は安全を第一に滑走停止とリフトの運転を中止した。事故が怖いのである。確かに走路に降った雨はブレーキを甘くし、飛び出し事故につながる。以前、この事故があり市当局は苦しい対応を迫られたことがあった。さもありなんである。結局後から上った息子と孫はリフトで帰ってきた。
日本のGWのキャッチフレーズは2014までは台湾・韓国など近場の都市に人気があり大勢の人が向かったいわゆる「安・近・短」のはしりとなったが2015はベトナム、バンコク、フィリッピンなどの第二の都市に旅先はシフトし、従来の都市からよりデープな都市、地域へと旅先が変わってきたという。これを称して「安・深・短」というらしい。海外旅行など縁のない筆者にとって「安・深・短」などどこのことかと縁遠い話に思えてならない。孫を受け入れるだけで精一杯、二泊三日、三泊四日の客をもてなす老夫婦には嬉しくもあり切ないGWであった。正に「来てよし、帰ってよし」の孫様御一行のお泊りであった。