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5/27 拍手が出た映写会

週遅れの慶弔ボランティアに出向く。雪国に住む人々にとって贅沢は言えないが「これでもかこれでもか」と続く晴天には身体もなれないせいか、悲鳴を上げ始めた。福祉センターのホールに一歩入れば力作の壁面がお出迎え、この時期ならではの公園のお城、錦鯉、そして、カキツバタだろうかやめだろうか? カラフルな季節の花、そして新幹線に忠輝公に扮したマツケンサンバこと松平 健も笑顔だ。
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 毎年のことながらスタッフと利用者のコラボは訪問者にとって一服のお茶に似てさわやかに映る。
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 本日持参の映画は、戦後間もない頃の戦災孤児や訳アリの子供たちを引き取り育てた、とある瀬戸内海の小島に作られた擁護施設で繰り広げられる舞台「ふろたき大将」と今は懐かしい俳優「ハナ肇」が主役の「すばらしい松じいさん」、そして映写会といえばつきものの「昭和30年代の日本のニュース」の3本立てである。利用者の多くは入浴が中心であるがあとは、軽いリハビリ療法、ゲーム、お茶のみ等々三々五々自らが求める活動をして時を過ごす。映画もそのメニューの一つに過ぎない。本日のサプライズは3本に映画が終わった途端、予期せぬ拍手が起こったことであった。筆者幼き頃、隣家の作業小屋で上映された東映映画など3本の上映が終わったときは必ず拍手がはなむけに打たれたものであった。古き良き時代を思い出させるシーンに出くわしたボラ冥利に尽きた日となった。
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個人的に好きな活動に取り組むことが原則のここのシステム。塗り絵あり、数字合わせあり、漢字合わせあり、豆拾いあり・・多彩なメニューに取り組む人が多い中、このご婦人は布地を台紙に埋め込むようにしてきれいな鶴の作品を作り上げていた。題して「切込みパッチワーク」だそうな。
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材料一式購入することになるが、婚期否根気の要る仕事に筆者の出る幕ではないと傍観のみであった。残すは丹頂鶴とあって頭の丹と目をいれれば完成という。満面の笑みが嬉しい御仁であった。
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by m-gamano | 2015-05-27 15:09 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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