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8/2 お掘を渡る風は緑の香りがして

 8月初めての日曜日、サンデー毎日の筆者だが、過去に日を間違え危うく生ごみを出そうとしたり、燃えないごみを出そうとしたりし妻に咎められては事なきを得ることも多い。認知の始まりは時間の前後が分からなくなるとか、自分の位置が不明になるこなどから発見されることが多いという。ドクターは言う。常に自分の所在や時系列で事を進める態度を身につけることが大事だと。
 今日は妻のアッシー君になり、お迎えまでの3時間フりータイムをいただく。帰宅するのはガソリンの無駄遣い、電気代の無駄遣い、原発を稼働しないようエコモードに徹することが日本政府への貢献の一つと決めている。
 そこで向かったのが高田公園の蓮祭り会場・・・。
外気温度は真夏日の30度をゆうに超え、猛暑の35度までは時間との闘いだ。が、高田城のお掘を渡る風は、蓮の葉や花を撫でながらなんとなく緑の香り、暑さを忘れさせてくれそうだ。
見てるだけで思わず手を合わせたくなり、お釈迦さまのそばへ行きたくなるピンクの蓮の花のパワーはすごい。
 
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「今頃来ても遅すぎるぞ」と叱られそうな成熟した蓮の花、乱れて今にも堕落否脱落しそうな姿もあって。そう言えば今は午前11時過ぎ、見る方(ほう)も暑いが見られる蓮も暑そうだ。
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 白い花はそれななりに凛として孤高を保って美しく。
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 お堀の大部分を占める西堀には赤い西堀橋がかかり、これを囲むかのようにプロムナードには蓮見台が設置されていた。見る限りピンクの花はまばらの域を出ず、一面グリーン、「緑のそよ風いい日だね・・・」と歌いたくなるのは筆者だけではあるまい。
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「シャッター押しますよ。」と呼ぶ声は上越写真連盟のおじさん。「撮った写真をみんなに見ていただきませんか?」と作品展の案内をするこれまた写真連盟のおじさん、おばさん。「高田は開府400年、今の高田公園より高田城址公園に名を改める署名をお願いします。」と誘う見たことあるおじさんやおばさんたち。斜(はす)否蓮を見に訪れたツアー客やアベックに説明する観光ボランティアのおじさんたちの生き生きした姿、お隣のベンチに座って元気よくおしゃべりをしている高校生くらいのギャル、韓国語でもない、英語でもない、中国語でもない、毎日還流ドラマを見ては言語にいささか自信のついた筆者だが現地人の会話などわかるわけがないと気づく。どうやらフィリッピンか盗難否東南アジアの娘さんたちらしい。息子夫婦からベンチを離れないように言われた高齢のお父さん、お茶を持たされて、子供のように鎮座する姿を我が身の行く末と重ね合わせてみる。そう遠くはないようだ。
 蓮の花にお客を奪われて、園内に人影は少ない。いつものところから定点撮影する。観桜会後の佇まいとなんら変わるところなし。いつになったらこの公園、「高田城址公園」に改名するだろうか?。
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誤解が意味する本音
 政治や経済の場でお偉方がよく使う言葉に「誤解されたようで」「誤解があってはいけない」がある。そして、「もっと丁寧に説明をして参りたい。」と結ぶ。
 質問したり意見を聞いているのは国会議員、小学生ではない。まともに聞いていても誤解されるような論旨や説明では、誤解ではなく、当該者の論がぶれ、一貫していなかったために起きるのが一般的である。礒﨑補佐官の発言にしても然り、今朝の関口宏の番組では、「首相の本音を補佐官が誤解にかずけて放言し、問責が出なければそれで地固め完了だな」とまとめていた。これまでも誤解と受け取られるように仕組んだ本音を言い、舌禍として問責を受け多くの大臣やお偉方が引責辞任している。与党がいう言葉の重みを今一度反芻してほしいものだ。
by m-gamano | 2015-08-02 15:34 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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