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9/5 下げ願う 血測数値 寝返りぬ

 花金の午後、いつもの外科に診療時間すれすれに飛び込む。この歳になれば多くの受診者が聞く最大公約数的お言葉「加齢によるOOですね。」だ。ほとんどの患者さんはこの言葉で納得し、あきらめるそうだ。待ち時間に何時もの通り一人血圧測定、この日の様子を看ることに。
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 飛び込んで即、心臓落ち着かないままに測る血圧など正常であろう筈もなく、期待に反しやはり高い。深呼吸後2回目に期待をかける。133/77 まあ、こんなものかと自分に言い聞かせながら若い女子看護師さんの呼び出しを待つ。リハビリ中看護師さんと交わす二言三言(ふたことみこと)は「馬に食わせるほどの薬」より効果有りと認識している筆者である。標題の駄作ご理解いただけただろうか?
海外の難民事情
 地中海トルコ海岸に打ち上げられた痛々しい小さな遺体、それを抱え込むように運ぶ救助隊員の姿が特報として世界中を駆け巡った。紛争続くシリアを逃れ、叔母の待つカナダへ向かう筈の一家4人中、父親を残して母と兄と幼い弟3人が船から投げ出され、命を絶った。
 社会的弱者と言われる子どもたちはいつの時代も被害者となる。この映像に英国のキャメロン首相さへ我が子のように胸を痛め、難民の認定と受け入れに前向きな態度を示したという。
 世界の出来事が瞬時に分かるネットの時代だが中東は遥か彼方、紛争地域の内部事情を理解することは難しい。IS国のシリアにおける軍事的弾圧はシリア国民を国外へと追いやる最悪のパターンへと推移して久しい。中東のほとんどの国は、国境線一本で隣国と向き合う。北朝鮮と韓国のやり取りを例にとるまでもなく、38度線を挟んだ北と南の統一は待たれて実現しない例えに使われる一つ。今日も赤子を抱き抱えながらハンガリー経由でドイツへと国境を超える親子、母に手を引かれて訳が分からぬまま国境を超える切羽つまった子どもたちとその逃避行の一団。皆我が家と同じ年頃の子供であり孫だ。心痛まない人はいない。
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 日本の難民受け入れと認定は世界で難しい国の一つに数えられるという。政治的虐待などの確たる理由がない限り認定されないという。島国で陸路難民を迎え入れる環境になかった日本、鎖国意識が長年続いた結果・・と筆者は読む。観光客は歓迎するが難民となるとナショナリズムが鎌首をもたげ、排他的行動ともいえるヘイトピーチが影を落とす。世界は皆兄弟、仲良くが前提なのに・・。一度宇宙船にのって地球号を見る必要があるのでは・・・と筆者は思う。

 身近にも
 これも昨夜のテレビ画像。ぐるぐる巻きにされ、身動きすらできない状態で放置された乳児・幼児の姿。何かのゲームかと思われたが・・そんなものではなかった。無認可保育所で実際に展開されていた保育とは無関係のおぞましい虐待劇の盗撮であった。この虐待の果てに幼い命が一つこの地球上から消えた。園児募集はてんこ盛りの絵物語、我が子を亡くした両親の遺児に詫びる姿が痛々しい。
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 もの言えぬ子供や幼児の安心安全は誰が守り、是正していくのか、いじめと同じ無視、無関心、行政・警察任せ・・・と人任せでなく子供は地域の宝、人の子も我が子と同じく厳しくも優しく、見守り育てる心がほしいものである。
by m-gamano | 2015-09-05 11:40 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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