9/27 本日の語呂合わせ 苦にならない
機体否期待の星であったアメリカ海軍「カタリナ」が離陸数秒で墜落。(2枚目写真)
先日墜落させてしまった「フライベービイ」とともにこれまた堤防の露と消えた。しかも本日は飛行会ありき、衆人環視の最中(もなかではなくさなかと読んでほしい)であった。
筆者のテストフライトは数日前の墜落の実績?もあり、ベテランのスズキ氏に託す。エンジンの調整はうまくいったが機体の調整は飛ばないとわからない厄介な部分、昨日刈り取った5分刈りの芝生から双発独特のハモリの共鳴音とともに滑走したのだが・・・。
ものの数秒後、機体は浮いた途端機首が上がりすぎ、失速状態になりながら左旋回を始め、コントロールもできぬままに失速、自家用車後ろ堤防の法面(のりめん)に主翼から激突す。人的物的被害もなく「ほっと」胸を撫でおろす。考えてみれば発進を控えた機体を横から見ればやけに、プロペラシャフトが上向きになっていると感じた。これでは「イカロス」のごとく太陽に向かって上昇を続けることだろうと一か八かの賭けに出てしまったが裏目と出る。本機の前に飛ばした「コンバーター25」の初フライトはうまくできた。やはり素人のつぎはぎだらけの機体の調整は難しいと痛感す。
この日ばかりは、控えの間には多くのギャラリーやら「上越フライングクラブ」のメンバーもテデモフライトに駆け付けてくれ、それはそれは大賑わいとなった。
くだんのクラブの方の飛行機は「カルマート60」クラスとか、はじめてのフライトで調整やらフライトの支援を受けていた。根っからの飛行機野郎で腕は確かだが機種を変えるとやはり怖いらしい。
これも「カルマート30」クラスと見たフライングクラブのメンバー。翼端には格好のいいフィンをつけ、ナイフエッジがうまくできるように工夫が施されていた。
我がクラブのフライトはほとんどなく、他のクラブの機体は続く。これは複葉機で頑丈ながらスタントができる機敏な動きのできる飛行機で思いっきり曇り空をフライトしていた。
本物そっくりのジェット音を残して飛んだのがこの「ボーイング737」。エンジンの代わりにダクトにペラが入り、モーターで回転させ飛ぶ代物。小さいが速い。
これも他のクラブのエンジン機、15クラスの小さな機体「プレーリー」と言っていたが国産の車にも確か同じ名前のものがあったように記憶している。きびきびとオーバーパワーと思えるくらい気持ちよく飛んでいた。
本日のフライトは3戦で2勝1敗の成績となった。壊れた機体からは部品を外し、再度双発の機体を作製することに。筆者の夜なべ仕事はが終わることはない。そして寝不足も続きそうだ。墜落もあったが「苦にならない」一日いとなった。