9/28 新之助ではないもち米の脱穀
千刃ごきなどは実際に使ったことはないが今のコンバインへの発展など予想だにしなかった。
本日は孫と同じくらいの校区黒田小学校5年生と一緒に脱穀作業にいそしむ。飛行機のことなど頭の隅っこにやってしまったかのごとく爽やかな秋晴れの下で地区老人会のメンバー10人とともに2時間心地よい汗をかく。今どきの子供たち(この書き出しだと叱られるのが普通だが)は農家の子どもでも農作業はしないと聞く。その昔農業は三ちゃん農業と言われる時代があった。確か「じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃん」だったろうか。主たる息子は勤めで土日くらいの作業、いきおい毎日の作業は三ちゃんの肩にかかっていたようだ。作業の段取りが説明される。
プールのヘンスに干された稲藁はすでに17日を数えた。コンバインで脱穀するじいちゃんへ稲藁を渡す作業も慣れない手つきと好奇心でてんやわんやだ。
脱穀が済んだ稲藁はコンバインの後ろから吐き出される。これを10束集めて丸めるのも大変な力仕事。脱稿できなかった取り残しの穂先を掴みとるのも結構な仕事。コンバインから吐き出される藁屑とゴミはチクチクと痛い。全員マスクと軍手、防止で完全武装す。
およそ2時間弱の作業も終わり、10月末に行われる収穫祭を待つばかりとなった。
余談だが、先日新潟県がコメの品種改良して世に出したのが「コシヒカリ」を超える「新之助」という。なんだかしっくりと来ないネーミングである。
田知事はべた褒めだが筆者にとってこの名前は「クレヨンしんちゃん」」の「しんのすけ」に似てイメージが悪い。その昔の「農林1号」の方がましだと思うが如何だろうか。