12/26 気分の出ない今年最後の週末
戦争当時、皇太子殿下は若干十一歳とか、戦禍を逃れ疎開していた頃の写真を見るにつけ、戦争そのものを知らないで過ごした天皇がそこまで国の犯した大罪に慰霊行脚をすることは並大抵ではない。12月23日の翌日24日は全世界がクリスマスイブの日、天皇陛下を追うこと十歳下の筆者の誕生の日でもある。10歳下の若輩の筆者ができることなど何もない。ただ、ひたすらに天皇皇后両陛下が健やかに平穏な余生を送られることを望むばかりである。
地球温暖化の影響は年末の雪深いはずの当地にも大きな変化を与えている。一昨日、妻が採ってきた小ぶりの「フキノトウ」春3月の雪の下から出てくる筈のフキノトウだが、今年はすでにこれだけ大きくなったとの話。食べるには及ばず、小皿に入れ、水を与えてしばらくはその姿を堪能することに。香りはいい。年も越さぬ前からフキノトウとは演技否縁起がいいと思うお人好しの筆者だ。
年末にうれしいニュースはガソリン・灯油の値段がべらぼうに安いことである。巷のスタンドのガソリン価格は110円/ℓだが、筆者がいつも寄るスタンドは109円/ℓ と超低価格である。加えて灯油も昨年比30円近くダウンの53円/ℓ とこれまた安い。嬉しさのあまり、年末を控えてガソリン満タン、灯油はあるだけのポリタンクを一杯にして帰宅する。マッチ売りの少女には申し訳ないが少なくとも凍え死は免られそうである。
昨年末の写真を見れば一目瞭然、すっぽりと根雪に覆われた南葉山、そして、我が家の庇に積もった雪がこれ!!
年末まであった我が家の西隣の杉林は全て伐採され、県道から俯瞰した我が団地の全容がこれ、
やや緩い傾斜地に建てられたものだが、今は山麓線を往来する車や新幹線高架橋が見えるまでの視界絶好とロケーションとなった。
今年ほど年末になっても整理整頓ができなかった年はない。いやできなくなったと言った方が正解かも。そう言えば認知症になってくると先ず、整理整頓ができなくなってくるという・大丈夫か筆者は? と疑ってみる。あの仕事、この仕事、全て途中でやめてできることから進めるからこういうことになる。しまいには、何をどこに置いたかもわからなくなってしまう筆者だ。
そして、その締めは飛行機である。今年最後の酉を飾ろうと製作中の飛行機だが、翼面積の小さな主翼から空気の流れがはがれないように翼端にフィン(ヒレ)をつけてみた。大型旅客機でもつけている。これでどれだけ安定が増し、エコになるのだろうか?フライトしなければわからない。
あの三菱飛行機のMRJでさえ、初飛行から何度も発売までの日程を繰り下げるご時世。安全には十分な時間がほしいが、そのうちキャンセルが増えることは間違いないだろう。本日の天気雨降りつつ天気だ