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1/18 青春真っ只中の若者に痛ましいバス事故

先週末の花金未明に起きたスキーツアーバスの転落事故。卒業を前にした若者、大学に入ったばかりの青春真っ只中の女子学生等々に降りかかった災難で死亡17人と多くの重軽傷者を出したことは国民に大きなショックをもたらした。
学生、格安、安全、夜行などのキーワードから思い浮かぶ言葉は交通事故。楽しい筈のスキーツアーが天国へのツアーになると誰が予想しただろうか。しかし、考えてほしい。夜行バス、なれない道、しかも碓井バイパスで起きた事故、とくれば過酷な運転か未熟な運転か整備不良かと予想はつく。
古(いにしえ)の記憶をたどれば今から30年ほど前だったろうか同様のスキーツアーバスの湖転落事故があった。これも長野県のスキー場へ急ぐスキーツアーバス、確か雪があり、湖の傍を通っていたバスが運転を誤ったか、スリップしたかで湖に転落、多くのツアー客は熟睡しながら目の覚めぬままに帰らぬ人となってしまった事故である。安心・安全を買うにはやはりそれ相応の金を払わねばならぬ現実があるが学生のほとんどは無理な話。被害者の中には法政大学で教えた学生も居たという教育評論家の「オギママ」こと尾木直樹氏曰く「彼等彼女等らは本当に素晴らしい学生であった。」と述懐している。原因究明の調査だがこれからバスの運行規定や安全確保の措置など厳しく問われることだろう。「二度とこのような過ちは繰り返しません。」の言葉がまた聞かされると思うと気の重くなる筆者である。

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スキーツアーバス事故が盛んにメディアで紹介される中、これまた忘れかけて忘れてはならない自然災害を思い起こさせる日が巡ってきた。「阪神淡路大震災」である。1月21日を21回21年間迎えるという。「東日本大震災」が未だに頭を過る中で次第に忘れ去っていきそうだが6434人の尊い犠牲者のことを思う時、我々は地震列島の上に住んでいることを改めて肝に銘ずる必要がある。映画のワンシーンのごとく天を覆う赤黒い煙、数知れず竜巻のごとく街並みを焼き尽く炎、地獄絵図を見せられた感がしたのは当時の筆者だ。

この日、妻は出かけ、車をとられた筆者は保育園児のごとく寂しい一人留守番となった。年明けの1月とくれば、車道に雪のない「ありえない」現象に戸惑いながらも、お蔵入りしている2機の稼働飛行機を引っ張り出す。エンジンを掛け、調子をみることに。趣味は個人の自由だとは言え、大人のおもちゃを出して玄関先でしかも冬の真っ只中にエンジンテストでもなかろう・・と人は言うだろう。人目を憚りながら燃料を入れ、翼の動きをチェックしながらの始動は珍しく一発で成功だ。人様は思だろう。きっと除雪機の始動だと、しかし、耳の肥えた人は思うだろう、あの音は季節外れの草刈り機のエンジンテストだと。どうでもいいことであり、そそくさと撤収すること10分で完了。ちなみに左の機体は寄せ集め機、右は「コンバート」号だ。春よ来い、早く来い・孫&飛行機日和・・・が今の気持ちそのもの。
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この日の仕事は夜まで続いた。町内会の役員会である。年末の日曜早朝下水掃除の場で「間違っても私の名前は書かないでほしい。」と刺した釘は「糠(ぬか)釘」となって、まったく用を為さなかった。夜の選挙で蓋をあければ副町内会長になっていた。「勝手に書きやがって」と汚い言葉を飲み込んで明けた新年の初役員会である。無口を装いながら、一般会計予算案や町内会費の値上げを通す。「断捨離」をしなければならない古希越えの筆者だが人様は筆者のことなど考えてもくれないようだ。さて、とすれば何をカットしようか?3月まで考えることにした・・・。
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by m-gamano | 2016-01-18 14:41 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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