2/11 巷に日の丸の旗は見えず
見ればガソリンは100円、あと一声、二桁台を期待したい。
灯油は50円とこれまた1円安い。政府は物価2%のアップを狙っているようだが、だまっていても来春はほとんどの物価が2%は上がる運命。年金組に優しい施策をしてほしいものである。
夜が明ければ外は快晴の旗日、「建国記念の日」だ。地面は雪で白化粧、太陽光は家の奥にまで光を運ぶ。嬉しい一日が始まりそうだ。
年寄りにとって来る日も来る日も「サンデーは毎日」。筆者今日の予定に「建国記念の日」なかった。失念していたのである快晴の午後、内科のDrへ診察に出向くつもりだった。昨日の午後は休診で本日は診てもらえるだろうとの思い込みは日本海溝より深かったようだ。妻が出がけに言った言葉「今日は休みじゃないの?」はうわの空で聞いていた。
玄関を出、車に乗ろうとした時に思い出したのが午前中のスーパーの人出、ウィークディなのに何故今日はこんなに混んでいるんだろうと・・きっと晴れたから気分転換に買い物に来たんだろうか。と記憶の糸を紡いでいく先に出てきたのが「今日は建国記念日で休診だ。」という事実。危ない、危ない・・・認知症の始まりか・・恐れ慄いた一瞬であった。
日本の祝祭日に日の丸の旗を軒先の掲揚する家はほとんどない。揚げて祝う習慣さえ知らず、買うことすら知らないのである。義務でもない、習慣化とは恐ろしいものであり、間違ってもそれが習慣化されればそれが定番となるから恐ろしい世の中だ。