2/27 本日のフライトはドスン
先週のフライトでは滑走路も半分は地面が出ており、滑走に問題はないと思いきや着けば飛行場は真っ白、水たまりだけが雪なしであった。
しかも堤防の雪は溶けず、これまた白一色。せっかく来たのだからここで「帰る勇気」などは持ち合わす筆者ではない。
堤防上の残雪をわずか10数メートルだが掻き、水浸しながらも滑走路を開く。エンジン全開、このわずかの滑走距離で離陸させることに。
一回目の離陸は、機速がつかず雪に脚をとられ前転す。
二回目はかろうじて離陸に成功し、不安定ながらも飛行に成功す。操縦する筆者、どこに不時着するとも雪の上なら大破はないだろうと軽い気持ち。そのうち操縦ミスをやらかし、愛機は20メートル上空からストレートに滑走路わきのカヤの藪に突っ込む。雪が深ければ全身打撲だろうが降雪が少なく、大地にペラから突っ込んだおかげでペラは根元から折れていた。
拾い上げれば大した損傷もないように見えるが胴体には亀裂が入り、ぺらの羽が両方ともない。
これを修復するか否かは分解してからの課題である。それでも離陸できたことは一応成功と見た。
あとは操縦技術に問題ありと結論づけよう。
墜落のざまを見られてなかったことが一番安心したことである。したがってけが人もいなかったし。
保険の適用もなかったことはめでたしめでたし・・・としておこう。