3/14 今は昔当時南本町は栄えて
引力は言わずもがな酒である。午後5時30分、時間的には夕方のラッシュアワーの筈だが雁木通りは御覧のように車一台通らぬ過疎の村ならぬ過疎の南本町通りである。
上越大通りにぶつかる寸前に見える本日の宴会場は「ひろさわ」である。小さな店、魚屋を営むせいか魚は旨いと聞く。
開宴はいつもの通り午後6時、本日の参加は10人と平年作である。まずはビールで乾杯、その昔健康を気遣って焼酎が持て囃される時代もあったが今は皆ビールと酒に大別されるようになった。個々の嗜好は年をとっても変わることはない。皆その昔に還るのである。
移動中山麓線に面した畑には作り過ぎたのかはたまた出来損ないか、大根足を連想させる見事な色白の大根が20数本早春の西日に晒されていた。