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4/11 気力・体力・飲力の続く限り

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 今年の4月は例年の4月とはいささか違うことに気付く。なぜかせわしくないのである。
フライトの時は時間の経つのも忘れた遊び呆けるが、体力を使うことになると途端に元気がなくなる。
先週末は、地域の守り神ともいえる「虚空蔵菩薩像」の発掘現場を探そうと有志12名がその山(若立山)目指して出発する。高田南部地域は西側は山だらけ、南葉山を背にし杉林がうっそうと昼なお暗きモノトーンの世界が広がる。そして、この地にはその昔、開拓民や東京からの移住者が移り住んできたという地域がある。塩荷谷、後谷、上湯谷などの集落名が残る。そして、その昔黒田小学校の分校があったと聞く。引率されその山深さには驚かされる。冬季は5年生と6年生は本校で寄宿舎生活、1年生から4年生までは冬季分校で学んだという。
曲がりくねった細い砂利道を進むこと20分。終点の塩荷谷集落跡地から歩くこと約2時間、雪解けの水を集めた冷たい沢を登り、尾根を越え、そこここに耕作放棄地の田んぼに足を取られ、元気の出る山菜取りを兼ねながらの「虚空蔵菩薩や~い」の心臓破りの行脚は続いた。
 登り始めて筆者すぐに水難の相に遭い、腰まで沢水に浸かるアクシデント。
幸いこの日は快晴そのもの。風も入らない深山の環境に恵まれ最後までへこたれずの行動ができた。
これも偏(ひとえ)に学生時代から新卒時代に続きし地学団体研究会という団体に属し、ハンマーと検縄などをもって沢を登り降りした賜物と感謝しきりである。

道中に採取できた山菜には「コゴミ」「ウド」「タケノコ」「ゼンマイ」などがそこそこ採れ、難渋なヤブこぎを楽しいものにしてくれた。
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この日、水難の相に祟られた筆者以外けがもなく事故もなく、皆無事に全行程を完走できた。
虚空蔵菩薩像発掘の場所の特定はできなかったが、そんなものと皆了解した4月9日、四苦八苦の日であった。笑顔がそろった全員集合写真に納まる。筆者はどこだろうか?。
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高田公園はきっと大賑わいだろう。インター入口からシャトルバスに乗る市民や外来者の姿の往来が激しくなった夕方である。
心配されたわが身に筋肉痛や捻挫もなく、一夜明ければ町内会の役員による「春検分」が待っていた。
町内の道路やインフラなど冬期間における破損状況を調べ、市や関係部署に連絡するのである。
驚きは、南葉山キャンプ場に続く道路下の不法投棄の数々行楽帰りに投棄されたと思しき食べ物や飲み物の残物の数々、そして、発見した投棄物から投棄者が特定できる請求書を発見、即警察へ連絡を手配した。
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by m-gamano | 2016-04-11 20:39 | 世の中のこと | Comments(0)

幸せ探して


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