6/20 元気であればそれでいい
父の日の昼時、宅配のお兄さんから「チャポチャポ」と音のする宅配荷物を受け取る。飲んべーの筆者、即酒と察する。
開ければ次男と嫁さんの連盟否連名の東京の酒に非ず、筆者の田舎A県の銘酒であった。
次男家族は5年生の女の子を筆頭に3人の女の子ばかりの女系家族、嬉しいに尽きる19日となった。長男からは「今多忙につき、後日贈るよ。」とのメッセージ。三男からは「娘の発表会に来てよ。」と嬉しい殺し文句。
じじとばばを喜ばす一番は皆健康であることに尽きる。金はないがたくさんの子供と孫に恵まれ、しかも皆健康であること以上に何を求めればいいのか知らない父否爺である。
日曜日の午後はこれまた忙しかった。夏の偶数月、第三日曜日午後は町内映写会となっている。民生委員時代から始めたこの行事、8年目になる。高齢者対象だが今流行りの地域の居場所「サロン」につなげたいともくろんでいる。集まるお年寄りはそのほとんどがリピーター、本日の入りはやや寂しく15人であった。主演はチャリンコで日本一周をもくろむ面白い人「火野正平さん」である。若いときのこれまた人情味あふれるキャラクターで原作は「山本周五郎」の映画で、大変好評であった。
終われば、駄菓子でお茶会、初めて大勢が集まり、きれいごとを言う羽目になったじじばばたちに
緊張感が走ったようだ。次回は脳トレや筋トレ、ナンプレでも準備しようかと元教師の考えそうなことが頭をよぎる。楽しければそれでいい・・・が主たる目的。
更にさかのぼって6月17日はパソコン支援
ここ数年地区の小学校のクラブでパソコンのお手伝いをしている。「子供たちは学校と地域社会で育てよう。」との名言に乗せられ微力ながら7回ばかりの指導だ。いつもは高齢者相手の支援だが若すぎる子供はやはりギャップに戸惑う筆者である。ゲーム感覚で鍛えた子供たちの指先はしなやかで、教えたこともすぐに覚える。しかもいつも使っているPCとくればマウスもキーボードもお手の物。10人の4年~6年の若者は賑やかで筆者は年齢にギャップに苦しむ。
異常なしでありますように6月18日市の健診に臨む
「少しおやせになったようですね。」とは看護師さんのお言葉。筆者には「どこかお悪いんではないですか?」と次の言葉が出てきそうで気持ち悪い。「スリムになりましたね。努力の甲斐がありましたね。」とでも言ってくれれば嬉しいのだが、言葉の遣い方は実に難しい。
この年になれば持病の二つ三つどころか、5本の指に余る持病持ちは大勢いる。テレビCMの「持病があっても入れるのかい。」「手術歴があっても入れるのかい。」「70過ぎても入れるのかい。」
などと年寄りを喜ばせる医療保険が出回り始めた。しかし、契約はできても毎月の保険料は高額で、支払い金の少なさに躊躇するご仁も多いことだろう。
病気にならないように気をつけ、入院しなくてもいいようにかかりつけの医者に通い、掛け捨ての高額ながん保険や医療保険の保険金を死ぬまで支払う高齢者は大事なお客様だと保険屋の影の声が聞こえそうだ。いつ契約を解除し、保険金を貯金に変えるか思案の筆者である。先日はついに「脂肪否死亡保険」のお誘いが来た。