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1/26 こんな天気ってありぃ・・?

一月も末、いつもなら来る日も来る日も恨めしく降り続く雪との格闘が雪国に住む我ら越後人の宿命。しかし、今期の異常気象は冬になってもその佇まいを変えようとしない。
 同じ日本海側でも鳥取など雪の多いところではないじ筈だが。何せ日本広しと言えども砂丘と名のつくところはここ鳥取だけである。
 その鳥取から岡山へと抜ける国道の峠越えは雪が降るとか。数百台が立ち往生して不安な一夜を車中で過ごしたという。タイヤ、スコップ、チェーン、ガソリンの予備、非常食などおよそあろう筈もなく、人生で最悪の一夜だったという。普通国道もとなれば数百メートルも進めばドライブイン、コンビニがある。そんな気軽な下駄ばきのトラック野郎に備えなどあろう筈もなく、立ち往生した付近の地元から差し入れられたおにぎりに「地獄に仏を見た」は少々オーバーだが嘘のない言葉を感じた。
 一方、我が高田はどうだろうか、朝起きる、朝飯前の仕事に除雪車の置き土産雪の塊をどかす除雪作業がある。そして、窓ガラスの結露取りが続く。
我が家に乾燥機はない、居間に干した洗濯物の水分は家じゅうを駆け巡り、窓と言う窓にへばり付き、ムサシで買った「結露取り」に吸い込まれる。
 その結露だが、今朝は氷と化してガリガリと音だけ残し、窓も凍り付いて「開かずの間」否となっていた。それもその筈、玄関の寒暖計は超弩否丁度零度を示していた。
 おかげで、外は朝から快晴そのもの。出向いた山麓線の謙信公大通りの十字路はこんな景色、冬ソナでではないが、すき切ったきれいな空はグラデーションがかかり、先日降った雪の下の町並みはメルヘンの街と化していた。


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この日、快晴を喜んだのは筆者だけではない。校区の小学校のフリー参観授業に出向いた保護者の皆さんも同様だ。何しろ、今のお母さん方は時間年休をもらって駆けつけるパターンがほとんど。本日のメインは金管バンドの移杖式、6年生から5年生へとそのすべてが移す大事な儀式となっている。金管バンドやマーチングバンドのある学校では、ほとんどこの行事を実施、地区民や保護者に公開している。
 これは始まる前の昼休み、グラウンドに積まれたやや汚い雪の山から滑り下りる子どもたちである。

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そして、先ず6年生が二曲を披露。「校歌」と「オブラディ・オブラダ」である。
5年生のお返しは「こんにちはトランペット」であった。

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6年生の主杖は我が家の筋向いのM子さん。いつも筆者に学校の便りや案内状を届けてくれる私設郵便屋さん。心優しく、礼儀正しいお嬢さんである。あと2カ月で卒業。我が子の頑張りをご両親はどんなに喜んで応援したことだろう。目に浮かぶようである。
保護者席からはビデオカメラとデジカメ、スマホの放列が我が子を追い続けた。

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by m-gamano | 2017-01-26 17:42 | 我が家のこと | Comments(0)

幸せ探して


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