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7/18の 市政報告会から

 今K党が元気だ。一昨夜18日午後7時から地元町内会館にて隣接する町内から市議として活躍する同党H氏の市政報告会があり出席。筆者個人的な立場とセミ公的な立場で出席。暗雲立ち込める今時(いまどき)の国政、そして地方にあって、都議選における自民惨敗を目の当たりにし他弱ながら野党の中でひと際元気印なのがK党。国政から県政、市政まで今回の疑惑や日本のこれからが聞けるものと期待して議員の話に耳を傾ける。
市政では
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 箱物行政と昔から揶揄されながら、市は厚生産業会館「高田公園オーレンプラザ
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の見積もり額を大幅にアップさせて工事が終わろうとしている。誰が追加予算をしたのか、この手のお手盛りはほかに新水族館の予算額が最終的には大幅に膨らんでおり、押しなべて市民を欺くものである、と結んでいた。
 地元が生んだ戦国武将謙信公のゆかりの国宝級の太刀一振りを3億円で市が個人から買い取ることが決まった。その支払いの在り方で混戦模様を呈している、と紹介していた。
 この太刀は年間何日も公開されない、とのこと。それよりももっと金を出すべき市民本位の予算の使い方があるだろうとはH氏のお言葉、納得の論であった。
 また、市はこの度、プラスチックを燃えるゴミと一緒に燃やせる処理施設を完成したという。お隣の妙高市などは既にこの施設を稼働させており、遅きに失した対応である。
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上越市に金がないのは昔から分かっていたが、すべて後手後手の市政のあり方に諦めムードを許してきた我ら市民の責任も問いたい気持ちだ。
 この報告会、氏の前職は高校教員であっただけに、PCとプロジェクターを駆使した巧みなプレゼンで要を得た説明となっていた。

1時間を超える市政報告会であったがフロアーからの質問は鋭く多岐に亘っていた。我が地区からは他に2名の市議が出ているが、このご仁から市政報告は聞いたことはない。政党の是非でなく、市民党、地区党として住民と共に考える党の姿勢、そして議員の思いは高く評価されるべきと痛感した筆者だ。
 この後のワンコイン懇親会ではアルコールの力を借り、質問攻めで思いのたけをぶっつけて留飲を下げる。いつものパターン2次会にも出向く、この頃には、政治の話などあっち向いてホイ!!いつものことながら単なる飲み会に変身していた。

話はを19日に戻す。今朝も暑い一日。月一の傾聴ボラへ。仲間は他に二人の女性。同じ年恰好でこの仕事に励んで既に7年目になろうか。県の高齢者大学で傾聴講座を受講し、ゆくゆくは自身の住む町内でこの活動を進めようと固い決意の下、研修をとりあえず木田の社会福祉センターで進めてきたが、地元で傾聴ボラを立ち上げるにはハードルは高く、そのままグループで活動を継続してきた仲間だ。その中で自らの町内にサロンを立ち上げたのは何を隠そう筆者のみ。
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 民生委員を一期3年経験した筆者にとって、高齢者などのお話を聞くことは、活動の一丁目一番地の仕事。有効な武器である。以来人様の話をしっかりと聞くことを大事にしている。筆者の武器はもうひとつ、話題提供として高齢者が生きた時代を映し出した映像を見ていただきながら、話題を引きだす映写会を前段にセットしたことである。
 小津安二郎監督の映画作品「麦秋」や「東京物語」、「晩秋」などテレビなど無かった時代の銀幕の名作を上映する度に、観客の思いは幼少の頃に戻って行ったようである。
映像を見てから各人の話は尽きることなく口から流れ出るから不思議である。
 19日持参した映像は昭和51年・52年・53年のニュース映画。田中角栄首相が上り詰めた日本国の首相。そして、ロッキード疑惑に揺れた贈賄と収賄問題、いつの時代も政治に金はついて回っていったようだ。
 そして、今はさほど人気はないが、中高年のアイドル「綾小路公麿」のライブ映像。
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デイサービスに訪れた利用者の多くは、お風呂の合間にこの映像を見ながら、笑い声を出して身も心もリラックスして帰ると言う。
 政府は今後団塊の世代の高齢化を見ながら社会保障と税の一体化を考えるたのか、介護保険の有り方の見直し、病院介護や施設介護から自宅介護に舵を切ると言いだしてきた。
 市も介護者の減少を図るために、市の健診体制を改め、病気にならない、ならせない予防医学に力を入れると言いだしてきた。サロンの町内立ち上げの支援、市のサロンの定例化など、増える社会福祉の費用の抑え込みに躍起となっている。「人は長生きしても最後は亡くなる運命にある。。何の心配もない・・。」とは綾小路公麿の決め台詞。今の今をしっかり生きよ・・・が持論らしい。それにしても先日天寿を全うした日野原先生のように生きたいものである。
 

by m-gamano | 2017-07-19 16:02 | 世の中のこと | Comments(0)

幸せ探して


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