今朝の朝刊一面7段に麻生副総理の過日の福岡において行われた講演会でさらけ出した大ミス「撤回」の記事が出されていた。「麻生氏が容姿発言を撤回」の見出し。一国の副総理ともあろう者が当該本人は女性として日本国外務大臣として今問題のるつぼにある中東問題やイスラエル問題に日本としての立場を明確に示してきたとして、褒めたつもりの発言であったかもしれないが、不勉強のつけが、副総理としての資質が問われる大失態を平気でしかも堂々と曝け出したことは日本国民の一員として筆者もあれには「ハラハラドキドキ」させられた。
筆者は思った。あの失言は、ご本人を目の前にしてその立場を奈落の谷に突き落とすに等しい行為に匹敵する失言であったと。
何故あの時傍にいた多くの取り巻き家老たちは「殿ご乱心を!訂正してください!」と発言内容の停止か撤回を進言しなかったのだろうか?。怒りがこみ上げてきた議員たちは自民党の中にも多くいた筈であろう。しかもご本人を前にしてその名前までも違ってたから許しがたい。
麻生氏の人格・品格は昔から誰もが知っている筈だが。あのような認識不足のことを言わせ、しかも仲間の品格を貶める態度を停止させなかった取り巻きの思いは、今回の派閥解散の問題でも「麻生派は解散しない」と結論を出したことからその思いはすぐに分かった。
しかも紙面を見れば見出しにあるように「容姿発言を撤回」とはあったが、お詫びをしたかどうかは定かではなかった。
更にもうひとつ、恐ろしかったのが山川大臣の呼名を正確に読んだかどうかである。曖昧な読み方をしていたように思えた。麻生氏は岸田総理のように言葉巧みにその場を読んで話ができる人でもないように見受けられる人物。これからも若手を育てる指導的立場にある人だけに、更にしっかりしてほしい、と思った。
今日は節分の日、天気は曇りで夜には雪が降りそうな様相
おそらく学校や保育園では自分が育てたが追い出したい鬼を特別活動の時間に全校児童かクラスごとに友達と共に追い出すイベントをやったことだろう。
下に出した写真は、昨日健康教室の終り頃、42名の参加者が狭い二教室をで鬼を追い出し、福を招くイベントを行った。
この教室もそうだろうが参加者の半数はお一人様だと推測するとご自宅に帰られてもお孫さんと福は内の大きな声を出すこともなかろうと真似事ながら中国産の落花生を買い求め、我ら支援人がチラシで作った豆入れを準備し、子どものような元気な声は出なかったが「厄払い」と「無病息災」の願いを込めて豆まきを実施した。
いつもの年なら、雪がたくさん降り積もり、窓を開ければ凍えるような寒風が入る筈が異常気象のせいか?雪降らず雨模様の天気が続くおかしな2月のスタートだ。
この豆だが、鬼を追い出す鬼は今の日本には沢山いる筈。
狭い日本だから永年慣れ親しんだ日本の生活習慣にどっぷりと浸かった悪弊が今や政治の場でやり玉に挙げられている。初心に立ち返り、心を入れ替えて地震災害に立ち向かう態度を示してほしいものである。
明日は立春、雪の少ない正に心を新たに迎える新春にふさわしい時期の到来だ。筆者の心身から何を追い出そうかと考えた。午前中に電話した福島の兄貴からは、「先ずは心に巣くった老いという名の付いた鬼を追い払うことだな?」との話があった。知らず知らずのうちに身に付く老いは自ら心して追い出そうと思う筆者だ。できるだろうか?
いやできまい。加齢は全ての民に公平に課せられる責務のようなもの。地球の歴史からすれば100年なんて蚊トンボと同じような生涯だ。