9/20 我が身を張って子を守る親
話はこうだ。昨年5月、柏市で我が子に食事を与えず、餓死させ懲役9年余の判決を受けた父親のニュース。この子の母親は若く、児童相談所へ我が子を預けようとするも父親の反対でできなかったと言う。
昔から世の中がどんなに変わっても親が子供を庇護し、大きくなるまで手をさしのべる行為は不変であった筈。人間を含む動物は皆同じであった。が、この親どのような環境に育ちどのような教育を受けたか知る由もないが今はやりの育児放棄では済まされない。さっき受話器の向こうでしゃべった孫娘とダブッていたたまれない気持ちとなる。
今日は民生児童委員の研修会の日、ヘルプの声をあげる高齢者、身障者、そして、ヘルプの声さえあげられない幼児たちに我らがどう手を差し伸べればいいのか、話し合ってきたばかり・・・である。高精度のアンテナを張り巡らし、あってはならない不幸を少しでも減らす努力をしていきたい・・・と決意表明をしたい。
その、研修会の内容だが、委員の資質を高め、各機関や仲間と連携をどうとればいいのか、視察や研修をしてきた仲間の報告を受ける。また、3.11のような災害時に要援護者をどう支援するか、についての策についてはいまだ課題は多い。
話終われば、志を同じくする仲間とランチに出向く。山麓選線沿いの「ゆずや」という天ぷら屋である。開業10年以上になるが一度も入ったことなし。
天ぷらランチは940円とそれなりの値段だがご飯、みそ汁お変わりOK、かき天も追加OKと若者には人気のようだ。
爪楊枝で「シーハー、シーハー」しながら店を出れば、そこは玄関、田植えの時に使った「コロガシ」と思われる農具に生けた季節の草花、聞けばメンバーの一人がボラで生けているとか。小さな秋をここに見つける。それにしても本日は薄ら寒い。