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10/13 大空を自由にそしてレースとして飛びたい

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 こんなレースがあるのか・・と知ったのが昨年くらいか。その名も「エアーレース」である。
ちっぽけなセスナクラスの単発機で土木工事の立ち入り禁止に置かれる円錐のコーンに似た20メートルもの巨大なパイロンを二本立て、この間を翼を水平にして通過し、時間差を競うもの。もちろんこの紙に似たパイロンを主翼で切れば大幅減点、(NHKBSTVより引用)
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 多くは広い海岸、そして、数キロにわたって見通しのよい芝生など観客が観戦できる場所を確保できるところという。ほとんどエンジンはフル回転、パイロンを抜けた途端機体はほぼ垂直になり、方向を変える動作に、10Gを超えれば減点となりに時間が加算されるという。
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 今回のレースではほぼ一周55秒から60秒・・約1分かかって回りきる過酷なレースであった。機体はおしゃれでナイフのように切れる感じ、弧の描き方や高度、水平を見るためにきれいなスモークを機首から吐き出し、ブルーインパルスのそれに迫る美しさとなっていた。急激な方向転換やアップダウンの連続のために水平舵や方向舵、補助翼は大きく、きびきびした動作がここから生まれるそうだ。
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空気抵抗を減らすために機体は滑らかになっており、飛ぶため以外のものは全て取り払ったスリムなフォルムとなっていた。
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 今しも離陸を始めたこの飛行機、主翼端には旅客機と同じようにフィン(ひれ)がついており、翼端失速を防いだり機体の安定を図る工夫がされている期待否機体であった。
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 これらの飛行機の速度はおよそ自足否時速200Kmを少し欠けるくらいとか、狭いコースでの高速と舵取りには10Gくらいの加速度が体を機体に埋め込もうとするそうである。下手すれば失神、少なければ時間を稼げない・・と二律背反にレース。
 この世界に日本からは有名は室橋氏がエントリーし、今回も世界の強豪に果敢に立ち向かいぶっちぎりの3位をもぎ取った。これほどのレースの腕は空軍パイロットに匹敵するという。
 
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目を離すことなしに見続けた2時間れースであった。
by m-gamano | 2015-10-13 20:41 | 趣味 | Comments(0)

幸せ探して


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