1/27 この時期どこでも移杖式あり
昨日も今朝も屋根からぶら下がったつららは妙高高原の比ではないが、我が家としては横綱級である。
本日のメインイベントは地区の学校の金管バンド移杖式
この移杖式、新潟県であれば金管バンドやマーチングバンドを持つ学校であればこの時期定番行事となる。春の運動会に始まり、地区行事や地域の大きなイベントおよび文化祭には欠かせない出し物。
一年間六年生が努めた演奏を四月から六年生になる現五年生が引き継ぐ大事な引継ぎの行事だ。
本日学校は終日フリーの授業参観であったがその酉を飾るのがこの移杖式。
主杖が六年生指揮者から五年生指揮者に引き継がれる。五先生の指揮者は筆者の隣家の女子、母親の心配をよそに立派に堂々と述べた挨拶に一同から大きな拍手が送られたことは言うまでもない。
六年生の最後の演奏後、五年生も演奏、習いたての曲は昔懐かしい「こんにちはトランペット」であった。鼓笛演奏は曲により人の心を振る立たせたり、和ませたり、癒す等大きな力を与えるもの。この子らに栄あれと祈った親&親戚も多かったことだろう。引き継いだ五年全員の顔は皆きらめいていた。
久々に保護者の一人になった気持ちで癒されて帰った筆者を待っていたのは、三歳のいたいけない子供nの虐待事件。数か月、数年前にも同様の事件があり、被害を受けるのはいつも無抵抗の幼い子供ばかりだ。同じ年頃の孫や子を持つじじばば、親であれば、駆けつけて子供をかばい、相手に挑んだことだろう。
言い過ぎかも知れないが世の中には、親になってはいけない人、親になりきれない人等未熟な親のなんと多いことだろう。「誰か気づかなかったのだろうか?」はいつも言われる常套句。「子供は地域の宝」と人は言う。ならば、宝ものを外敵から守るのが我ら地域住民の役目の筈。いつも違和感を持つ風景だが、「事件現場に供えられるお花や線香、そして、合掌の姿」これもいいだろうが、その前に差し出すべき手の出なかったことが実に悲しい哉・・・。隣人を愛せよ!!
は誰か有名な人が言った言葉だが、プライバシー云々ではなく、お隣さんとコミュニケーションを図る等心が触れ合う絆を持ち続けたいものである。