永く連れ添った夫婦が互いの存在を表現する時によく使う言葉が「空気のような存在だ。」である。居て当たり前、居ないとなんだか落ち付かない。結婚して長くなると新鮮味が薄れ、愛情が薄れ(例えばの話)、存在感すら薄れてくると言う人もいる。
しかし、普段はやや煙たい存在の「つれあい」が数日家を空けるとなると、「命の洗濯」なんてはとてもとてもい言えないほど超高齢化社会の中にどっぷり漬かっていることに気づく筆者だ。
妻はきっと今頃は、同窓生に会い、楽しかったあの頃の話に花を咲かせたことだろう。
そして、夏以来の息子や孫に囲まれて談笑していることだろう。
留守番を受け持った筆者、いつかは来るかも知れないその時のために、自立生活の真似事を試みる。
いつものパンとコーヒーそれに一品、果物の定番朝食にワカメの味噌汁、納豆に生卵を入れたものと漬物などを加えた闇鍋風風の孤食(個食)朝食と相成る。相手はテレビ、応答はない。
我らが団地も御多分に漏れず一人住まいの高齢者家庭が出始める。団地ができた頃には、ちょうど第一子、第二子、第三子を連れて入居した世代。子どもの声が聞こえた団地も今ではあまり聞くことはない。
「少子高齢化社会」とはよく言っものだが、いやな言葉で「多死社会」なんてのも出てきた。我らの世代のことを指すようだ。
こんな社会を皮肉ってか、「安楽死」「ぴんぴんコロリ」なんていうのもある。
何を言わんとしたか、支離滅裂の地方系否痴呆系に陥りそうになったが、いただいた命、酒に強い身体を授けてくれた両親に感謝しながら、筆者、テレビ番組にかぶれて、近くの居酒屋放浪を試みる。
さて、この週末は天気が悪い。そして寒さも半端ではなくなってきた。寒暖の差が10度にもなると老体は調整がとれない。この時期は夏冬ものを半分ずつ出しておかないと困る事態になる。
そして、やるべき仕事が網戸の掃除と格納。小さな家だが網戸は15枚。大小ありて面倒そのもの。
築34年のあばら家だが北側の網戸はしっかりしている。日光を浴びる東西南は日光のせいか、早く劣化が進み、取り換えたものも多い。
この日、天気は曇りながら風弱く、フライトにはベストとは言えないながらも、先回調整してもらったテスト飛行を兼ねて飛ばすことに。
飛行場にクラブ員の姿は無く、滑走路は水たまりを残し、やや草が伸びた状態だ。
加齢のせいにするが操縦技術は年々下手になっていくようで心もとない。飛行機は仲間が飛ばした中古品を譲り受けたのだが、機体に比してエンジンが大きく、ややオーバーパワー飛(とび)をする。
飛ぶものは落ちたらアウト、クラッシュし元の姿には戻れない。生前?前(フライト前)の姿を自撮りで一枚撮影する。手が短いので、スマホを車のドアミラーに固定し、セルフを使う。本来ならば西日が筆者と機体を赤く照らす筈であったが、曇り故全体がダークだ。
この日のフライトは一回のみであったが、墜落もせず持ち帰ることができた。
10月15日今日は何の日?
インターネットで調べると毎日が記念日と出ている。ちなみに〇 世界手洗いの日
〇 たすけあいの日 1965年 全国社会福祉協議会制定
〇 キノコの日 1995年 日本特用林産振興会制定
〇 人形の日 1965年 日本人形協会、日本玩具及び人形連名の制定
〇 草履の日 七五三 正月など草履を履く行事の多い時期
の近いことから
10月第3日曜日は何の日?
〇 孫の日
〇 新聞少年の日
〇 新聞配達の日