インターネット上で自己の主張したいことや他の紹介にこれまで安易に使用していた画像やイラスト等およそ芸術的な作品が今後使用する上で大きな制限をかけられることになりそうだ。 これまで著作権問題と言えば中国の海賊版が有名であるが、国内でも俗に「コピペ」なるものや、著名な学者の論文や芸術作品をいとも簡単に我が作品として使っている輩(やから)がいることは周知のところ。
今やインターネットにかかれば辞典や事典など不要、誰のホームページやブログ、ツイッターにも必ずと言っていいほど多用されている。
筆者もイラストの多用者の一人、キーワードを入力するだけで好みの画像やイラストが瞬時に選べる便利さにはまっている一人だ。
これまでは、できるだけ自分のカメラで写真を撮り、自分の言葉で論評し、自分の足で稼いで文章を組み立ててきたが、それでは自分の知識の範囲を出ない。つまりは誰かお偉いさんの論評を借りて我が論にすり替え、悦になっている自分に気づく。特に毎日読んでいる新聞や毎日見ているテレビの報道は最大の情報源。
国会の論戦ではないが、多数決の原理に惑わされることなく、少数派の意見も大事にする情報発信源の気持ちを大事にしたい筆者である。
先週は晴れと雪が交互に我が地を訪問し、3月の陽気と2月の陽気を経験させられた。豪雪地の仲間に入るこの地だが一夜にして45センチ超えの降雪など屁の河童だが数日間3月の陽気が続いた後の45センチは厳しかった。
一夜明ければ向かいの屋根はご覧の通り、軽いとは言え、45セント超えの降雪は高齢者には不気味。その昔、耐雪仕様の民家ではなかった時代、お年寄りは少しの降雪でも即屋根の雪を降ろしていた。積もった雪は年寄りには硬く重い。少しでも軽いうちに降ろそうという魂胆らしい。時間はある。無いのは体力だけ、筆者もこの気持ちが分かる後期高齢者になった。
先週の土曜日、地区の小学校の真ん前に建築中の家屋で見学会が行われた。いつも見守り隊で気にかけていた建築の進み具合だがこの日、完成内覧会ではなく、建築途中の構造見学会といことらしい。内装をしないうちに梁や壁、柱など構造を見せてくれると言う。加えて餅まきまでしてくれるというので音連れルことに。この家は最近業界では人気のあるメーカーハウス。内装は未完だが一部パネル工法を取り入れた和風建築であった。総二階建て、集積材を多用した頑丈な造りであった。
おまけに三階の屋根裏まで温まる薪ストーブが設置されており、寒さ知らずのアットホーム間違いなしの造りとんっていた。
この日の見学会は構造見学会だが、折角隣近所さんや新築を考えている若い方々のために、餅まきをしてくれるというので外へ、生憎の小振りの雨模様で傘を持参する方も多い。餅まきは2階の足場から、筆者も一食分くらいはゲットしたくビニール袋を手に餅まく棟梁を仰ぐ。拾う人たちは、コーモリ傘を逆さにして餅とお菓子をゲットしようとしていた。考えたものである。お菓子は勿論のこと紅白の餅もビニールで包まれており、衛生への配慮もバッチリであった。筆者のゲット数は紅白セット餅は5個、お菓子は10個。昨今新築の家でもハウスメーカーの家では餅まきなどアルマジロの時代。古き良き時代の行事への参加は嬉しい1時間となった。