快晴も三日も続けば老体はオーバーワーク、あちこちガタ発生。 つい先日まではダーク色、木枯らし紋次郎、紅白饅頭の色と日々変わる南葉山など冬の到来をどう表現すればいいのか迷う南高田の風情だ。
北の大地からは冬型の気圧配置と共に冠雪ニュースやらクラスターの発生にインフルエンザがクラスターを連れてきたかと間違えられそうな報道に第三の波が日本全土を覆いつくすか心配この上ない。
東京都は4日連続の感染者数更新、本日は352名となった。昨日一昨日と新潟では南魚沼警察署の警官だけが揃いも揃って12名と一挙に検挙ならぬ感染者数として全国にクラスターの代表のように報じられた。
反動は今日新潟は0人となって表れた。群馬県も0人であとの周辺県は1名から数名とこれまた実数を連ねている。国のGO TO 経済振興とコロナ感染者数の天秤にかけてどう舵取りをしたらいいいのか西村経済再生担当大臣の返事は野党の突っ込みの好材料になっていた。
はやく終息してほしいコロナウイルスである。
ノーベル賞受賞の小柴昌俊さんが死去。94歳であった。
ノーベル賞など我が人生には縁もゆかりもない事柄と思っていたが、この先生の東大卒業時の成績が朝日新聞「天声人語」に載っていた。優はたったの二つ、良が十個、可が四つであったそうな。東大物理学科をビリで卒業したというが、だれも信用しはくれないと後日母校で講演した時の話だそうな。
ご本人の研究成果は、超新星爆発で生じた素粒子「ニュートリノ」を史上初めて観測し、2002年ノーベル物理学賞を受賞したことによるものであった。
この先生、卒業時の成績はともかく、学生時代逆風に耐えて生き抜く知恵をどうしてゲットしたか、その中身の一つとして、一時教えた中学でこんな出題をしたと言う。
「この世で摩擦というものがなくなったらどうなるか 記せ。」。その正解は「白紙答案」であったという。「摩擦が無ければ鉛筆の先が滑って紙に字は書けないから」と説明したと言う。
なんともノーベル賞受賞の人物は発想が違うと驚かされる。
一面トップの小柴先生のお隣に、秋篠宮家長女眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されたというニュースが掲載されていた。
秋篠宮ご夫妻は、二人の婚意の決意が固いところから、二人の気持ちを温かく見守るという、今後どうなるのか筆者など知る由もないが、事の成り行きを見守りたいというばかりだ。
若気の至りとは言いたくはないが、慶事の結論は早く出てほしいものである。