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4/13 処理水に命の海を奪われる

表題の文言は「朝日川柳」の一句、2年後に海洋に放出される福島第一原発から放射能汚染水を含んだ水が福島沿岸に放水されることを心配し詠んだ一句だ。神奈川県の湯町さんの投稿である。
同じく海洋放出を無策の策とみて詠んだ句「もしもだが飲んで見せる気おありかな」は京都府の山田さん。二つの句とも原発敷地内で起きた事故以来敷地と言う敷地に溜められるだけ溜めた放射能などを薄めた汚染水をいよいよ核のゴミと同様処理しきれずに海洋放出とは言え、実際は海洋投棄の形で処理の仕方を選択した日本政府の得意とする後手後手方式でこの場を乗り切ろうと言う段取りと見る。

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 筆者は偏見で推測する癖があるのが難点だが、あれだけ敷地に並べるだけ並べた満タンの汚水水タンク、万が一否億が一だったとして大地震が起き、汚染水タンク全てが破壊したら、きっと会見でこう言うだろう。「想定外の地震で汚染水は全て海に流れ出ました、残念で仕方がありません。」と。
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 しかし、全漁連や地元の漁師を納得させることはできない。その怒りの気持ちを表した投稿句が京都府の山田さんの作品に如実に表われている。

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 風評被害の矢面に立たされること必定。放射能汚染された福島県沖、宮城県沖、茨木県沖の魚を食べる人がいるだろうか?
 新聞を見ると大阪の吉村知事は、この放出について、「大阪は東電ではないが、日本全体のこととして大阪湾放出は真摯に検討してもよい。」とコメントしているという。大阪は我が息子と孫もいる。簡単にOKは出してほしくないのが本根。
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𠮷村知事は若いせいか、口の動きは明快だが先を見て、高い所から見て、総合的に判断してもらいたい。
 この類の後手後手方式・ご都合主義の横綱は日本国の予算、収入の半分(?)は国債など借金(つけ)である。具体的には分からぬが赤ん坊がおぎゃと生まれたときから桁違いの謝金否借金を背負うことになるという。近年国内では発生した地方自治体の倒産夕張市、遠くにあってはオリンピックの発祥地ギリシャもその洗礼を受けた。我等1億2千万人の国民は国勢選挙では「国会議員を選ぶ時」その選択肢に「他の政党より今の内閣がよさそうだ」などと他人事(ひとごと)のように現与党を選んだ結果、何の解決策も見ず、金だけに留まらず多くの負債を抱え込んで「日本が滅ぶ時」を迎えるのではないかと心配ばかりさせられる。

by m-gamano | 2021-04-13 16:20 | パソコンのこと | Comments(0)

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