2月に入り雪国はこれからが冬本番の大雪の季節。今朝も2時頃だろうか、雪の降る音はしなかったものの我が家を震わす除雪車のけたたましい音だけが非力で除雪もままならない老人の心配を増幅させる。 恐々(こわごわ)結露したたる窓をそっと拭いて外を見る。降雪積雪の度合いを見るには隣家の屋根を見るのが一番。昨日まで固く締まった40センチくらいの屋根雪の上に更に20センチほどのアラレ状の雪が追加されただけであった。少しほっとした筆者だが、団地の市道に昨日まで雪は無く、そこを通る強力エンジン搭載の大型除雪機の走行は寝た子も起こすほどの大音響となり団地を揺るがした。
サンデー毎日の筆者だが、その昔手帳は汚い文字乍らびっしりと予定で埋まっていたが職を退いた今、ボランティアの仕事もコロナ下の今は一つ減り、二つ減りしてサンデー毎日が5日間も続く無色否無職透明の生活になっている。
しかし、今日だけは午前中に二つの「行く所」があった、気持ちも晴れやかになるから不思議だ。
この時期外出は高齢者にとって厳しいが都会で学校に通う孫たちの安心安全を考えれば、日本国内のどこで見守りをしようとこの気持ちは通ずる筈、と思い午前7時30分に先ずは団地入口で立哨。深夜の大雪を連想させるブルの音は音だけで終わりほっとしたが、立哨に立つ時刻の歩道を見て更にほっとす。続いて毎回のことながら、子どもの中に入り学校まで登校のサポート。
昔は無かった歩道除雪が最近は日常化され足早の子どもたちの流れにどうにか爺の足もついて行けるようになった。まだ歩ける、自信はこの後のサロンの活動に負うところ大である。
二つ目の「行く所」だが、週二回の健康教室の内の火曜サロンである。
金曜日の健康教室が筋トレや脳トレ、身体トレーニングの基礎体力の増強だとすれば火曜サロンはゲームや認知症予防講座等他方面に亘り研修を積む場となる。
幸い明後日3日は二十四節気の節分、準備体操の後は、握力の計測をする。筆者もそうだが最近はペットボトルのキャップや缶ビールのプルも開けられなことが多い。基礎体力の一つとして計測したが、左右ともやっと3kgを出せる程度であった。
この後「豆まき」に入る。鬼は本日参加の男性から二人、そして女性が二人、その他豆をまく大勢は20人を超えるほとんど女性だ。鬼の面をいただき、俄か鬼の仕事はいずこも同じ豆をぶつけられて逃げる回る役目、
その昔全校や学年で行った豆まきは「自分の身体に住み着いている直したい習慣や悪い所を鬼に見立てて追い払おう」であったが今、鬼として追い払いたいのはほとんどの人が「コロナ菌」だと言う。さもありなんだ。
4人の鬼は案の定下から上から斜めから落花生をぶつけられ、這う這う(ほうほう)の体(てい)で廊下にトンズラした。
鬼の面(スーパーからいただいた)と手作りの豆入れをご覧いただきたい。
そしてスーパーの賞品紹介のポスターだ。
下の写真は自家製の大根干しの作品。頂いた沢庵が美味しく、自作の大根を干し、沢庵づくりにチャレンジしようと干したがその後の小糠にどうやって漬けたらいいか不勉強で結局下のままで捨てることに残念な結果になった。