今年になって何回週末を迎えたことだろう。老域に入るや否や「行く所がある。」「本日の予定は?」「町内会の行事は?」等々予定表を受け尽くしていた行く所は全てなくなった。所謂サンデー毎日の生活が、惰性で続くようになった。全てコロナ禍の為せる技だ。悪いコロナである。「サンデー毎日」の生活はもぎ取られ、年寄泣かせの大雪の除雪作業ばかりが細腕に重くのしかかる。一体何歳寿命を短くするつもりだろうか?知る由もない。我が寿命を閻魔大王様に聞いてみたいものである。
本日ちょっぴり嬉しかったのはお天気だ。朝から快晴、先月末のように春の陽気をチラつかせながらも数日寒気団を送り込み、老人の残り少ない貴重な時間、スコップを持たせ、家の周りの雪を溶かさせ、屋根から落とした堅い雪を老体であることも配慮せず突っつかせた。3月に期待をかけ持ち堪える筆者だ。夕方の楽しみはほんのちょっぴり、これまで経験しなかった晩酌と言おうか家飲みが癖になってしまった。だれも文句は言わない、自分の健康は自分でコントロールする自律の癖も自然についてきた。
最後は一人で天寿を全うすることも受け入れ納得させないと大往生はできないと先に旅立った仲間から向こうに行ってから言われるのも怖い。
本日は確か65歳以上だったろうか前期も後期も高齢者にとって差し迫ったこの時期の恒例のインフルエンザとは違う打倒コロナのためのワクチン接種に赴く。
これで打ち止めにしてほしい3回目の接種である。
今回はこれまでと少し違って怖い接種になったかも。2回まではファイザー製のワクチン。
3回目の接種は集団接種でモデルナ製だという。
人間の心理としては3回目ともなれば酒ではないが同じ銘柄のワクチンを望みたいもの。ドクター曰く「2銘柄とも効能も副反応もほとんど変わらない。」と言う。
ドクターのお言葉を信じて「上越地域医療センター病院」にて接種する。
10時45分には入り、11時8分には出口から喜んで出る。15分接種後の「様子診(ようすみ)」も終える。今のところ何の副反応も起らず。この後、注射後は揉まないこと。力仕事はしないこと。お酒は休肝日。お風呂は入ってもいい。
などなどいくつかの書きを注意書きを聞いて帰る。
今は午後6時を回った所だが、体調に変化はない。人によっては注射した日の夜に異常が出ることもあったとか。
いい子になって早く寝ることにしよう。
ウクライナのことは益々深刻、プーチンの心理は読めない。心配しても我が身だけでは何もできない。本日のネタはワクチンだけにしてペンを置くことにする。