そして窮地に立った時に言われる言葉「誰が猫の首に鈴をつけるか?」これが問題を解くカギなのだが、遠吠えばかりの声は聞こえるが勇敢に立ち向かう戦士は出てこない。
このような世界の修羅場の動向に乗じてこれも言葉が悪いが異端児とされる北朝鮮が、待ってました、とばかり強大な威力を持つ大陸間弾道弾・ミサイルを日本の排他的経済水域を超えた北海道直近まで飛ばしてきた。この弾道弾、従来型よりも性能は各段に強力でアメリカ本土まで射程距離を伸ばせるという。
不気味で自分勝手な「憎まれっ子世に憚る」の諺通り世界が決めた国連安保理の決まりを屁とも思わぬ行動がまかり通るきわめて危険な地球号に世界の善良な市民は乗り合わせてしまったようだ。
日本国内にはウクライナ避難民が日本に安心・安全を求めて避難してきた。戦争のきな臭さが身近に迫ってきたことをニュースだけでなく身近に感じ取った人も多い筈。日本としては兵隊や兵器を送ることはできないが死と背中合わせのウクライナ避難民に岸田総理が追加支援の約束をしたように市民の善意を支援の袋に包んで一刻も早く停戦を求めるウクライナに送りたいものである。
今思うとイランイラク戦争で戦争を主導したアメリカは、今や世界の警察官とはなりえず、ベトナム戦争でも失敗を重ね、「沈黙は金とばかりのらりくらりの中国」や「同盟国に名を連ねないインド」の動きを見ているばかりである。
何世の中何をすれば平和の為になるのか?
NATO、多国籍軍、大義、核戦争、化学兵器、生物兵器、共存、国連等々のキーワードを並べ替え、世界のリーダーに小論文を書いてもらったらどうだろうか?
子どもや高齢者から応募してもらえば素晴らしいストーリーが出来上がると筆者は期待している。
欧州の空は爆弾で汚れ、きな臭い匂いが中東の多くの国の空に淀んでいる。
高田城址公園は今日から観桜会が始まったと言うに早朝より西から移動してきた低気圧が大嵐で雪を消しながらも雪の消えた屋根や地面に土ぼこりを挙げながら終日外出禁止を強いる。
昨日の予報を聞きながら、朝早く我が家の駐車場の屋根に葺いた波板の塩ビが飛ばされないように消雪ホースを2本で波板を抑え込む。手作りの屋根、釘とトンカチで固定した波板だが、強風の巻き上げる力は大きく、慎重の上にも慎重を期して4カ所をしっかりと固定した。それでもお昼頃には風は一層強くなり、冬囲いに使ったべニア板まで飛ばされそうになった。春一番とは聞くがこれほどひどい春風とは予想だにしなかった。
強い風は今季に降った大量の雪を溶かし始めここ数日で堅いザラメ雪もあれよあれよという間もなく消えていった。誰かが言った言葉が確かだと変に納得させられた一日であった。「3月になればこんな雪はすぐに消えるよ。」だとさ?
その雪の下から春を知らせる「フキノトウ」が顔を出していた。