世界的に高温地が多くなり、欧州では40度超えの45度が平均値になりそうな作物は育たず、火災が多発し、食料危機が干ばつ以上に大発生したというニュースを聞く。 恐ろしい話である。
日本では高温多湿、線状降水帯が北から中国地方、九州地方まで寒冷前線を引き連れて動かないようだ。小さな河川や橋桁など太い流木ではひとたまりもない、ましてや一般の木造家屋など赤子の手を締め上げるように容易い。
筆者今年ほど暑さに弱かったことを痛感したことはなかった。北の国緯度が高く、いつも零下の寒空の下で生活してきたことが毎日の生活であったことを今更ながらに気づいた始末である。
越後の高温多湿の生活に馴染んで40年間、それでも肌は馴染もうとせず、この時期は下着はびっしょりとなり、肌に張り付いて簡単に脱げることはない。
8月6は広島に原爆が投下され77年目となるとの報道。世界各国から慰霊の参列が相次ぐ。被爆国の代表として岸田総理はそれなりの挨拶を行ったが、いくつかの点で被爆国のトップとして甘いところが目立つ。
非核には絶対的に賛成し、非核三原則は当然としてもその批准が未だにされないところにあちらを立てればこちらが立たずの八方美人の目立つ。
そして、参議院選挙の大行事が予定通り安全も範囲で先が見えたところで内閣改造・党人事を行うという。
ウクライナ&ロシア戦争ではバック核戦争をチラつかせながらプーチンはおよそ大義のないしたい放題の軍事進攻をしている。これこそ世界秩序を無視した勝った軍は何をしてもいいという、戦争の論理を前に出してきた。加えて台湾問題では闘う相手のいないちっぽけな島国台湾を囲み、矢でも鉄砲でもミサイルでも何でもありの戦争ゴッコをし始めた中国だ。